WINDBACSでは管楽器のラッカー塗装を自社工場にて実施しています。(メッキは協力会社にて加工いたします)
塗装やメッキは管体を腐食から守る為の表面加工の事です。素材を保護できる特徴があり、逆に塗装やメッキが施されていない楽器のお手入れは非常に手間がかかります。
塗装やメッキの施していない楽器の手入れで、指紋等触っている部分からつく油脂やオイルグリスなどの油を拭き取る事が重要となります。人の汗や皮脂は酸化し真鍮等の金属を腐食させてしまいます。これらから守るのが「塗装やメッキ」の役割ですが、音色にも影響する重要な要素です。
ラッカー塗装(クリアー・ゴールド、カラ―共)は金属に比べて柔らかいぶん耐食性・耐久性(紫外線・当て擦り)に劣りますが「ソリッドで暗めの音ですが、フォルテの音抜けが良いと感じられる」響きになる傾向があります。
銀メッキは耐食性・耐候性に優れ、他のメッキや塗装と比べ「音色の固さと柔らかさのバランスが良く、柔らかく明るめの音、楽器自体の特性が直接表れ、より細かなニュアンスが出せる」傾向があります。
金メッキは「金」そのものが金属の中で柔らかい部類に属し「芳純な響きとされ、柔らかい比較的目立つ音、銀メッキより暗め」の響きになる傾向があります。
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